こんにちは、ユウスケです!
カンガルーもいてのんびりしているイメージのあるオーストラリアですが、実は世界一最低賃金が高い国と言われています。
それもそのはず、1時間あたりなんと$24.36(約1,850円)も貰えるんです。
ただ実際にはワーホリや留学している方でそれにありつける方は結構ラッキーなほうです。
そこでオーストラリアの最低賃金とその実情についてまとめましたので、ご参考になれば幸いです。
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■目次
【2021年】オーストラリアの最低賃金は1,850円だけど、実際には厳しい【ワーホリ・留学】

最低賃金 | |
日本(東京) | 1,013円 |
オーストラリア | 1,856円 |
それぞれ2021年最新の最低賃金ですが、オーストラリアは日本と比べると約1.8倍の差があります。
「オーストラリアは物価が高いから給料も高いんだ」という説も間違ってはいないのですが、
日本と比べてもオーストラリアの物価は最低賃金の差ほど離れておらず、お金がたまりやすい傾向にあります。
さらにオーストラリアでは祝日に働くと最低賃金が2倍にまで跳ね上がります。
なので祝日に8時間働いた場合、
(1,856円 x 2)x 8時間 = 29,696円となります。
これは大げさに言っているのではなく、ガチで貰える金額です。
ただし、「祝日時給2倍」が適用されるのはカジュアルの仕事だけです。
実際は最低賃金に届かないケースが多い

ワーホリや留学で来られる多くの方はアルバイトをすると思いますが、最低賃金で働けるということは結構ラッキーなことです。
『 最低賃金で働くのがなんでラッキーなんだよ! 』
と思われるかもしれませんが、オーストラリアは資源が豊富な富裕国ではありますが、豊富に仕事があるわけではありません。
待遇の良いカジュアルのアルバイトなんかはオーストラリア人の応募が殺到するのでかなり倍率が高くなりますし、英語力や現地での職歴もネイティブと競うので勝ち目がありません。
オーストラリアに来たばかりの外国人だと言語や職歴がネックになりローカルでの仕事はなかなか難しく、しかたなく最低賃金以下で働かざるを得ないというケースが多いです。

ジャパレスなどでアルバイトする場合

ワーホリなどで来られる方は英語の勉強も兼ねてローカルのお店で働きたい人が多いですが、現実は厳しく日本人スタッフの需要があるジャパレスなどで働くことが多いです。
それはそれで全くなんの問題もないのですが、ここでの問題点としては
「最低賃金以下で違法労働させるお店が多い」
ということです。
ジャパレスで時給$24.36を貰えるお店はあまりないんではないかと思います。
あるとしたらかなり良心的です。
基本的には時給$10〜$18前後が多いです。
最低賃金を払うとやっていけないのか、それとも従業員の本来得れるであろう賃金を搾取してオーナーの私腹を肥やしているのかはわかりませんが、そういうお店が多いのは事実です。
僕がゲットした最初のローカル職は皿洗いという誰もやりたくないようなポジションでしたが、ローカル店というだけあって最低賃金は確保できてました。

1ヶ月生活するには8万円ほど
最低賃金以下とはいえオーストラリアの物価は日本と比べてもそこまで高いというわけではなく、
時給$18前後でも勤務時間が確保できれば普通に生活できます。
1ヶ月の生活費の目安はシェアハウスに住む場合、
食費、携帯代など全部入れても8万円〜10万円あれば生活できます。
以下の記事では1ヶ月の生活費を詳しくご紹介していますのでご興味のある方は是非ご覧いただけると嬉しいです。
その後はプライドを捨てて最低賃金が保障された皿洗いをしました。
日本では絶対に応募しない職種でしたが、結果かなり稼げたので海外ではときにプライドを捨てることも大事です。