こんにちは、ユウスケ(@toriaezutabi)です!
僕はオーストラリア在住9年ほどですが、地震を経験したことは、、、
ありません!
「あれなんか揺れた?」とかも本当にありません。
ただ実際の所、「オーストラリアは地震0%大陸だ!」というわけでもないようなので詳しく調べてみました。
オーストラリアでは地震が起きないという噂は本当か調べてみた

オーストラリアと関係ないですが、僕は神戸出身で阪神淡路大震災をもろに経験しています。
そのときはまだ幼稚園くらいだったのですが、学校の体育館で生活していた記憶がまだあり、未だに少しの余震でもドキッとします。
「オーストラリアでは地震が起きない」という情報は昔からあって、オーストラリアに完全移住するときも「地震の心配をせずに生活できる!」と僕にとっては非常に大きなメリットでした。
そんなオーストラリアにきて9年ほど経ちましたが、やはり噂は本当だったようで地震を感じたことは1度もありません。
でも今回詳しく調べてみると、オーストラリアでも実はかなりたくさんの地震が起きていました。
2020年にオーストラリアで起きた地震の数

オーストラリア政府のサイトを調べていて驚いたのですが、2020年1月〜8月時点で「334回」の地震がオーストラリア全土で発生しています。
過去3年の統計は以下の通り。
2017年 755回
2018年 1,357回
2019年 897回
数だけ見るとかなり多いですが、マグニチュード1〜2程度の体感できないレベルの地震がほとんどなようです。
ちなみに、日本の地震の数は2019年の1年間では「1,564」でした。
日本は地震の数も多いですが、マグニチュードの大きな地震が起こる確率がオーストラリアよりも遥かに高いです。
僕が住んでいるエリアは地図の右端中央辺りにあるブリスベン・ゴールドコーストエリアなので、近くで発生した地震は今の所ありませんでした。
地震が比較的多い地域としてはパース、アデレード、メルボルンとなっています。
オーストラリアで過去最悪の地震被害

オーストラリアで歴史上最悪の地震は1989年12月28日にニューサウスウェールズ州で起きたものです。
マグニチュードは5.6、死者13人、負傷者160人、数万件の家屋に被害が出たと言われています。
これ以降にも最高でマグニチュード4〜5程度の地震は数回起きていますが、死者がここまで出たのはこのニューサウスウェールズ州のみです。
ちなみに、阪神淡路大震災のマグニチュードは7.3、東日本大震災は9.0でした。
オーストラリアで地震が少ない理由

オーストラリアで地震が少ない理由はオーストラリア大陸が「インド・オーストラリアプレート」という名前の地層のちょうど真ん中に乗っかっているからです。
これにより地層と地層のズレで生じる揺れの影響が起きにくくなっています。
日本のマグニチュードが大きくなりやすい理由は、日本列島が4つのプレートにちょっとずつ乗っかっており地層と地層のズレによる影響をモロに受けてしまうからです。
まとめ
以上、オーストラリアの地震についてご紹介させて頂きました!
オーストラリアでも意外とたくさん地震が起きていてビックリです。
オーストラリアでは建物も日本ほど耐震補強されたところは少ないし、いざマグニチュードの大きいものが来ると壊滅状態になると思いますが、実際には大きな地震の来る確率はほぼないそうですのでとりあえずは安心です😌
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