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オーストラリアで離婚した友人の財産がほとんどを取られた件

こんにちは、ユウスケです!

オーストラリアの友人が離婚し、財産のほとんどを失いました。。

別にDVとか浮気していたとかではなく、至って一般的な離婚です。

財産をほぼ失った理由は単純に「オーストラリアでは基本的に全財産の半分を折半するから」です。

目次

オーストラリアで離婚した友人が財産のほとんどを取られた件

まず、僕が他人の離婚をとやかく言う権利はないのですが、友人からこのブログで情報発信しても良いということだったので読者の方と共有しようと思いました。

  • 離婚でかかる弁護士費用が50K(約400万円)
  • 結婚前から積み立てていた老後年金も折半(8桁円くらいあった)

オーストラリアには「全財産は50%で絶対に折半しなくてはいけない」という法律自体はありませんが、大抵の場合はそのようになっていることが多いようです。

あと、オーストラリアでは弁護士費用が高いのは知っていましたが、まさかここまで高いとは想像を少し超えていました。

DVとかならもっと大変だと思いますが、彼の場合は普通の離婚です。(ただ双方弁護士を立てての離婚ケースです)

それでも話し合いでは解決しない離婚協議に関してはオーストラリアでも弁護士を立てて裁判をする必要があり、数百万円くらいかかるのも普通のようです。

スーパーアニュエーションも折半

びっくりしたのがスーパーアニュエーションという積立年金も折半ということです。

これは夫婦になる前からの積立も考慮されるので、例えば1000万円の年金があれば500万円を現金で相手側に取られるということです。

友人の場合、配偶者の方がしばらく働いておらずスーパーアニュエーションがほぼなかったので、実質彼だけが払う形になってしまったようです。

つまり弁護士費用とスーパーアニュエーションの現金払いだけで1000万円以上かかってしまうらしいです。

ここに彼の貯金や投資関連の資産も合算されて折半されます。

さらに、資産の折半だけでなく相手に借金があった場合は借金も折半になるそうです。

まぁ夫婦なんだから折半は当たり前と言われると確かにそうだけど、ちょっと恐ろしい。。

結婚していなくても財産は取られる可能性あり

これも知らなかったのですが、オーストラリアでは結婚していなくても財産分与の権利が発生する場合があるようです。

オーストラリアではデファクトとよばれる事実婚が認められています。

事実婚とは正式には結婚の手続きをとっていなくても、同じ家に住み、生活の基盤を共有している関係であれば事実婚となります。

例えばオーストラリア人の彼氏/彼女と2年間同棲した場合はデファクト関係=事実婚と認められることが多いそうです。

こうなってしまえば例え結婚していなくとも事実婚の関係が解消される場合、財産分与の申請をする権利がそれぞれにあります。

なのでもしオーストラリアに来て事実婚を解消せざるを得ない方は一度弁護士さんに相談してみると財産分与が認められる可能性はあります。

まとめ

以上、オーストラリアでの離婚事情についてでした!

ちなみにオーストラリアには親権という概念がありません。

複雑な事情を覗いては離婚しても親権争いという裁判にはならず、子供は両親どちらにも会うことができます。

「子供は親のモノではなく、親に会う会わないは子供の選択」というオーストラリアらしい発想で好きです。

読んで下さりありがとうございます🙇🏻‍♂️

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