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オーストラリアと日本のコロナの状況をわかりやすく比較してみた【ロックダウン】

こんにちは、ユウスケです!

オーストラリアのビクトリア州で感染が急増し、とうとう今週末から僕が住んでいるクイーンズランド州のボーダーも再び閉じられます。

知り合いからは「オーストラリアって日本よりコロナましでしょ?」と言われたのですが、

いやいや

日本と同じくらい、またはもっとやばいです。(数字上は)

なのでこの記事では正確な数字をもとに日本とオーストラリアの現在のコロナの状況を比較したいと思います。

※情報は全て8月6日時点のものです。

目次

オーストラリアと日本のコロナの状況をわかりやすく比較してみた【ロックダウン】

まず現時点(2020年8月6日)までのコロナの総感染者数を比較。

日本 → 41,129人

オーストラリア → 19,444人

こう比較すると日本の方が2倍以上の感染者数がおり、やっぱりオーストラリアの方が安全だ。

と見えますが国の総人口、つまり分母の値がそもそも違うのでこれだけでは比較できません。

なので次に人口100万人あたり何人のコロナ感染者がいるのかを比較してみました。

オーストラリアと日本の人口100万人あたりのコロナ感染者数

すると日本が325人、オーストラリアが734人で逆転しました。

オーストラリアの人口に占める感染者数は日本の2.2倍ほどいることになります。

これは完全なたとえ話ですが分かりやすく言うと、

10万人規模の街があるとすると、日本では32人、オーストラリアでは73人のすでにコロナに感染している人が紛れ込んでいる”可能性がある”という感じです。

もちろん実際にはエリアによって確率は異なりますが、イメージでいうとこんな感じです。

次に両国の死亡率を比較してみました。

オーストラリアと日本のコロナ死亡率

まず、オーストラリアと日本の総死亡者数を比較すると、

日本 → 1,022人

オーストラリア → 247人

となっています。

日本のコロナによる死亡者数はオーストラリアの5倍以上にもなっていますが、これも総人口が違うので日本はオーストラリアよりも5倍死にやすくて危険だ。といったことはありません。

ここで重要なのは感染者のうち何%が死亡しているかという点です。

死亡率を比較するとこのようになりました。

日本 → 2.5%

オーストラリア → 1.2%

数字では2倍以上の差はありますが、実際には誤差の範囲内です。

ただし、この数字はあくまでも全体に対する死亡率です。

※死亡率は年齢や持病に大きく関連しているのでこの値は人によって差があります。

そして最後に現時点でどれだけアクティブな感染者がいるのかを比較してみました。

オーストラリアと日本で現時点でコロナに罹っている人数

現時点ではこれだけのアクティブ感染者がいます。

日本 → 11,645人

オーストラリア → 7,876人

また、総人口に対するアクティブ感染者の割合は、

日本 → 0.009%

オーストラリア → 0.03%

となっており、オーストラリアは日本の約3.3倍のアクティブ感染者がいます。

これはビクトリア州での感染が急増したのが主な要因となっています。

まとめ

以上、オーストラリアと日本のコロナの現状を比較してみました!

ビクトリア州では現在ロックダウンをしているし、州をまたいでの移動もできないようになるので新規感染者数はいずれ落ち着いてくるはずですが、有効なワクチンができるまではこれの繰り返しにならざるを得ないのかな。。

オーストラリア大手のメルボルン大学では先日人員削減が行われたり、航空系会社も希望退職者を募るなど苦戦を強いられています。

移民ビジネスが盛んなオーストラリアではやはり留学生やワーホリの方といった外部からの収入源が立たれると国内ビジネスもかなり厳しい現状です。

早く好転することを見守りつつ、また情報をアップデートいたします。

読んで下さりありがとうございます🙇🏻‍♂️

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